鏡餅の最後…どうしてますか?

こんにちはー!こだわり自由人。です。

 

みなさんは鏡開きはどうされていますか?

 

よい機会ですので日本の薄れゆく美しき伝統を今一度学んでいきましょう。

 

鏡餅とは

そもそも鏡餅は新年を迎え  ” 年神様をお迎えする為 ”  に祭るのが定説とされています。

 

楕円形のお餅は  ” 魂と神鏡 ”  を表していると言われています。

 

お餅を重ねることで「家族円満で年を重ねる」といった意味も込められているそうです。

 

そして、お餅の上に乗せるものは橙 (だいだい) です。

 

みかんではなく  ” だいだい ”  なのです。

 

橙の木は、一度実をつけるとなかなか落果せず、果実を実らせたまま年を越すので  ” 縁起がいい果物 ”  と言い伝えられています。

 

だいだい=代々。

 

「家系代々の長寿・繁栄」と願いが込められているとのこと。

 

では、大事な年神様をお迎えするのに最適な時期はあるのでしょうか...

 

 

鏡餅を飾る時期

一般的な時期は12月28日~1月11日の間です。

 

飾り始めは早い分には問題はないですが、可能なら縁起のいい「大安」だったり末広がりを意味する「8」のつく日を選ぶといいです。

 

逆に縁起が悪い日は避けましょう。

 

仏滅、4 (死)、9 (苦) といったものが挙げられます。

 

以上のことを考慮して飾り始めをすることをオススメします。

 

後述しますが、鏡開きの際の  ” カビ問題 ”  もありますので「12月28日」が最適とされています。

 

では、鏡開きの時期は?

 

地域により多少の違いはあるようですが一般的には毎年11日とされています。

 

江戸時代の商い始めが1月11日にあたり、商人がお得意様にお餅やおとそを振舞っていたことから今に伝わっているようです。

 

 

鏡開きの仕方

刃物を使うことは避けましょう。

 

刃物は  ” 切腹や縁切 ”  を連想させることから好ましくありません。

 

お餅は乾燥していて十分な硬さがありますのでハンマー等で叩き割る。

 

もし、半生であればちぎるのでも問題ありません。

 

そして、問題なのがカビですよね...

 

 

カビの対処

お餅に生えるカビの多くは  ” アオカビ ”  とされているので一応は食べることは可能だそうです。

 

とは言っても抵抗ありますよね...

 

神が宿ったお餅ですので、先人たちはお構いなしに食べていたと思われます。

 

熱調理をしますし、おそらくは問題ないのでしょうが気になる方は  ” カビの部分+α ”  を削り取って食べることをオススメします。

 

ただ、くれぐれも自己責任でお願いしますw

 

 

処分方法

年神様が宿ったお餅を処分せざるえない場合に読んで下さい。

 

1月15日前後の小正月行事、どんど焼きがおススメです。

 

お迎えした年神様をやぐらと共に焼くことで出る  ” 炎と煙に乗って天に帰られるのをお見送りする  ” といった行事です。

 

どんど焼きの炎と煙にあたると無病息災の御利益が得られると言われています。

 

どんど焼きに行けなかったり、地域によっては行事をしていない場合もあるかと思います。

 

そういった方は下記を参考にして下さい。

 

燃えるゴミ編

1 手を合わせ感謝を込める。

2 塩でお清めをする。

3 半紙で包む。

4 新しいごみ袋にお餅のみを入れる。

5 燃えるごみとして処分する。

 

鏡餅は年神様の宿ったありがたく神聖なものです。

 

鏡開きした際は、欠片すら残すことなく頂きましょう。

 

新たなる一年の  ” 無病息災・家族円満 ”  を願い感謝の気持ちを忘れずに。

 

以上です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

こだわり自由人。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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