42℃以下ダメ⁉ ~給湯器の仕組み~

こんにちはー!こだわり自由人。です。

 

現在、給湯器の新規購入や部品交換の伴う修理が困難であると問題定義されています。

 

これは新型コロナウィルスの世界的流行に伴い、都市閉鎖による海外工場の営業停止等で部品調達が滞っているといった背景からです。

 

この時期に給湯器が壊れ使えなくなることを考えると非常に困りますよね...

 

そんな事態を防ぐためにも給湯器についてに一緒に学んでいきましょう。

 

みなさんは入浴や食器洗いの際の給湯温度を何度に設定していますか?

 

先に言っておきます。

 

給湯器が壊れるリスクが高まるので給湯温度は  ”  高温  ” で使用してください!!

 

とは言っても好みの入浴温度は個人差がありますよね。

 

ぬるま湯が好きな方が居れば熱湯が好きな方もいます。

 

どうするのがいいのでしょうか...

 

推奨されている給湯方法  (42℃の場合 )

1 給湯温度を50~60℃に設定

2 水温設定のハンドルで42℃に調節

 

以上の要領となります。

 

給湯温度から調節するのではなく手元の温度調節ハンドルにより調節をします。

 

もう少し詳しく説明しますね。

 

浴室には  ” サーモスタット混合栓 ”  といったものが多く利用されています。

 

かみ砕くと  ” サーモスタット混合水栓=自動温度調節機能が付いた水栓 ”  となります。

 

サーモスタット混合水栓のしくみ  ( 一例 )

1 給湯器で作られたお湯  ( 50℃ )

2 水道水  ( 10℃ )

3 温度調節ハンドルで任意の温度設定

4 自動的に「1」に対して「2」が加水されて「3」で設定した温水が出る。

 

この機能により温度調節が可能となるのです。

 

では、なぜ給湯温度を高温に設定しておく必要があるのでしょうか?

 

その答えは、” 給湯温度を高くしておいた方が容易に負担なく温度調節がしやすいから ” です。

 

以下で説明します。

 

40℃のお湯を作る場合

1 お湯 ( 42℃ ) + 水 ( 10℃ )

水温差が小さく微調整となる。 調節時間が長くなり、負担が増す。

2 お湯 ( 50℃ ) + 水 ( 10℃ )

水温差が大きく調節が容易。 調節が早く、負担少ない。

3 40℃のお湯を直に排出する

給湯器から排出される間に水温が下がり40℃以下となる。給湯温度とサーモスタットとの誤差が生じ負担増大。

 

以上の3パターンから考察すると「2」の要領でお湯を排出すべきことが理解できると思います。

 

わたしが以上のようなことを学んだ経緯は、実家の給湯器の不調がきっかけでした。

 

ガス屋さんに診てもらったらこのような事を説明されましたのでご紹介します。

 

どうせ使うなら正しく賢くエコに使いたいものですね。

 

以上です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

こだわり自由人。

 

 

 

 

 

 

 

 

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